レイカ

＜ 解説 ＞

れいか

　第４６話『決戦！オジャマウォーズ』において、ラークとともに未来（紀元４０００年）の反乱軍の一員を務める。顔がナナに似ており、声も島津冴子さんのふた役であった。名前は『スターウォーズ』のレイア姫がもとになっている。同話ラストで、ナナはラークとレイカの事を「もしかしたら子孫かも知れない」というような発言をしている（作中ではヒカル＆ナナとの先祖・子孫の関係は明確にされていない）。

（情報提供：やまさん）

霊山スーザ

＜ 解説 ＞

れいざんすーざ

　ナンダーラ王国の人々が神々の住む山と呼び、滅多に近寄らない場所。

レインボール

＜ 解説 ＞

れいんぼーる

　イッパツマンの使用した武器。自由自在に動くボールで三悪を攻撃する。

レ・オナラブー・ダベンキ

＜ 解説 ＞

れ・おならぶー・だべんき

　バーバラが呼び出したルネサンスの大発明家の霊。語尾に「〜だベンキ」とつけて喋る。顔はボヤッキーそっくりで、スケベな性格も似ている。ダベンキメカを発明して、ヤッターメカを全滅寸前に追い込んだ。（声：八奈美乗児）

歴代山本キャラ

＜ 解説 ＞

れきだいやまもときゃら

　音楽担当の山本正之さんもシリーズでは声優デビューし、いくつかキャラを担当。それらを総称して歴代山本キャラという。

　はじめはゼンダマンのゼンダライオン（注１）。セリフもあるし歌も歌うため、声が違っては困る。そんな意見からゼンダライオンのテーマを歌っていた山本さんが声もやる事になった。もっとも初めに声優の話が来た時、山本さんは冗談だと思って生返事してしまったらしい。

『最初ディレクターの方から電話がかかって来て、“こういう話があるんですが……ギャラは安いですよ（笑）……いいですか？”ってね、あまり乗り気でなさそうに（笑）。で、考えようかなあ……（笑）。最初は怖かったですねえ、僕自身わりと怖いもの知らずで通して来たような所もあったんですけれど、本当に怖かった……』　（月刊OUT 昭和56年10月号より）

『初め依頼された時は迷いましてね。で、実際アフレコ行ってみたら天国で（笑）、お菓子はあるわ、若い女優さんがお茶入れてくれるわ、もうピクニック気分ですね、セリフも少なかったし（笑）』　（タイムボカン名曲大全より）

　オタスケマンではゲキガスキー役。この役はセリフが多くて、アフレコスタジオのボイラー室で、ドワルスキー役のたてかべ和也さんに特訓してもらっていた。

『最初の登場で、一番苦労しましたね。注文がなくて。とにかく自分の思い通りにやってくれと言われて……非常に困りました（笑）』　（月刊OUT 昭和56年10月号より）

　また最終回、主役のヒカルと対決するシーンがあったのだが、山本さんはこのシーンのアフレコで非常に疲れたそうだ。

『最後の長ゼリフは、感動的でした。主役の水島裕くんと激しいからみ合いがあって、“ああ、役者ってこうなんだな！”って思いました。台本を持ってマイクの前に立っていても、そこに視線の火花が散るんです。目と目を合わせなくても、芝居で火花が散る。僕も、何人かの前で歌を歌っている人間だから、わかるんです。自分の中にある想いをギブアウトする方法は、歌手も役者も共通しています。そういう点で、勝負したっていうんですか？　俳優の水島裕が、僕と勝負してくれているなと。そういうところに、自分も何か幸せを感じました。本当に気持ちの良い録音でしたね』　（タイムボカン全集より）

　ヤットデタマンのドンファンファン伯爵から自由に演技できるようになったそうだ。イッパツマンの２−３では故郷の三河弁で喋っていいという事から、次はこんな三河弁を喋ると田舎へ電話を入れて役を楽しんだという。また怪盗きらめきマンでは、物語のキーを握るドック・リンゴの役を演じていた。

（注１）：声優デビューとしては、ＬＰ版タイムボカンの桃太郎役が最初である。

レパード

＜ 解説 ＞

れぱーど

　ドロンジョの末裔にあたる新生ドロンボーの女ボスで歴代最年少となる９歳の少女。当初はヤッターマンを正義と信じていたが、ドロシーの一件を得てヤッターマンに失望し「ドロンボー一味は義賊だった」と考えるようになり新たなドロンボーの結成に至った。表面上は悪い娘ぶっているがドロシーの教育のおかげで根はいい子。ヤッターキングダムについてからさまざまな苦難に見舞われるも決してへこたれず明るく元気に「ワルの花道」を邁進し続ける。未成年のためか本作では煙管の代わりにヴォルトカッツェが改造したシャボン玉吹き器を使用する。（声：喜多村英梨）

（情報提供：ブベンボーさん）